手術当日(入院2日目)

いよいよ手術当日です。

 

朝から絶食ですが、緊張のせいか全くお腹はすかず。

予定の開始時間が伝えられ、それまでベッドに腰かけてぼんやり。

パンツ以外は脱いで、手術着に着替え、またまたぼんやり。

両親が到着し、看護師さんに呼ばれ、手術室まで歩いていきました。金属製の手術室の扉の前で両親と別れ、心配性の母親となぜか握手しました。

ドラマでよく見るガーゼ製のシャワーキャップを着用し、手術台へ。

でっかい照明があるからパニックにならないでねと事前に言われていましたが、すごく落ち着いていました。高校二年生の時から、悩みに悩みぬいた手術に辿り着いたのは感慨深かったです。

美容整形の手術だなんて言われて、とても傷ついた思い出があります。

 

麻酔されても絶対起きてやる!!という心意気で臨んだのですが、無理でした。手に点滴用の針が刺され、口に呼吸器みたいなのが取り付けれ、その瞬間から意識を失いました。

 

起きると、もう、、苦しいのなんの。ほんとに苦しい。

鼻に酸素チューブが取り付けられていたのですが、血液が固まって息が全然できなかったです。苦しいと伝えると、酸素濃度が十分だからと酸素チューブは取られました。まじかと思いました。その後は鼻をできる限り吸って、鼻についている血液を必死に手で取りました。

(HCUに持ち込む荷物を事前に看護師さんに渡すのですが絶対にティッシュを持っていきましょう。)

右手は酸素濃度を測る機会が指の装着されていて、左手は点滴されていました。また、尿管をつけてくれているのでトイレの心配はありません。

全身麻酔後三時間は絶対安静でその後は歩いていいよと言われていたのですが、無理無理。だるさから、動けず、二時間ほど寝て起きてを繰り返して夜になり、両親が帰っていきました。その時も母親が手を握ってくれたのですが、全く力が入りませんでした。その後、鼻をすすると喉の奥に血の痰が降りてきて、その度に自分でチューブで吸入していました。吸入するとしばらく息苦しさから解放されて寝れるのですが、しんどくなってすぐ起きていました。

この日はただうつらうつらして一日が終わりました。

 

 

この日の状態を箇条書き

  • すごくしんどい。だるさを感じます。
  • シャワーはできません。
  • 痛みは点滴のおかげか顎の違和感(張ってる感じ)以外感じませんでした。
  • もそもそ話すことはできます。すごい疲れますが。
  • 腫れはあまりなかったです。
  • 寝るに限ります。